自然災害技術展に行ってきました

自然災害技術展に行ってきました

大阪のマイドームおおさかで開催された自然災害技術展に行ってきました。
普段は耐震診断や耐震改修といった災害前の備えをやっておりますが、災害後の備えについては意識できておりませんでしたので、とても興味深く話をうかがえました。
紙のメーカーは紙の寝袋を作っておられました。
災害時にはプライバシーの確保が大切になるそうで、頭までスッポリ被れる大きさにしてあるそうです。また身の廻り品の保管も神経を使うそうですが、紙だけに名前を書くことができるのは、特徴を活かした利用方法だと思いました。
フィルムのメーカーは臭わない簡易トイレを作っておられました。
トイレが臭うと、トイレに行きたくない、という気持ちになるそうで、それが拒食につながり体調を崩すこともあるそうです。
災害時には、日常生活では気づかない問題があって、それに備えるには、体験者の声に耳を傾けることが大切で、決して自分自身の経験や想像だけで判断してはいけませんね