イシテクマガジン Vol.8 新春号

イシテクマガジン Vol.8 新春号

古民家探しのリアルを共有した一日!亀岡移住セミナーを開催しました
トカイナカ亀岡で叶える古民家暮らしリアル移住ストーリーシリーズ
第1回「1年かかった!Nさんの理想の古民家探し」

トカイナカ亀岡への移住と古民家暮らしをテーマに、実体験を交えたセミナーを、古民家「沙桜里庵」で開催。
今回は、亀岡へ移住し古民家を購入されたNさんご家族に、移住の決断に至るまでのリアルなお話を伺いました。
大阪中心部の職場から箕面トンネルを使えば約1時間で通勤できる立地、そして地元の不動産会社の中川住研さんのお試し移住を半年間活用して、実際に亀岡の古民家で暮らした経験が大きな後押しになったそうです。暮らしてみて初めて分かったご近所付き合いや移住者コミュニティの存在、情報の得やすさも決め手となりました。
また、古民家探しの大変さだけでなく、建て替えや起業を考える際に知っておきたい「市街化調整区域」についても、中川住研さんから丁寧で分かりやすい解説をしていただきました。移住や古民家暮らしを考える方にとって、必要な情報を具体的に伺うことのできる、貴重な時間となりました。
このセミナーはシリーズとして、今後もお届けしていく予定です。

おばあちゃんの安心も、 今の私たちの暮らしやすさも、 どちらもあきらめない耐震リフォーム事例
おばあちゃんから娘さん、お孫さんまで
3世代家族が無理せず、安心して暮らせる家にできました
DATA
場 所:京都府長岡京市
築年月:1977年 (築48年 2025年現在)
構 造:木造2階建て
家族構成:おばあちゃんと娘さん姉妹
お孫さん二人の5人暮らし
お客様のご希望
・大地震の時に、家族の命を守れるか心配
・家族が戻ってくるタイミングでリフォームしたい
・補助金を活用して、予算内に収めてほしい

「新築みたい」ではなく「ずっとこの家だったみたい」な仕上がりに
・ おばあちゃんが安心して歩ける動線
・ 家族みんなが気兼ねなく暮らせる工夫
・ 家の雰囲気を残した、やさしいデザイン

POINT1 家族の命が最優先!災害に強い家づくり

安心を形にする耐震計画
目標は、上部構造評点1.0以上の耐震化です。診断では、筋交いは目視できなかったため対象外とし、無筋の布基礎や過去の補強状況も丁寧に確認しました。精密診断法1を用い、低コスト耐震補強の手引きを参考にしながら、リフォーム部分を中心に壁補強を計画。
結果として、上部構造評点1.03を確保することが出来ました。

安心のための二度の詳細な調査
残されていた確認申請図書や耐震診断書をもとに、現状との照合と耐震診断を行いました。改修計画に合わせて床下や基礎、小屋裏まで丁寧に確認したところ、図書とは異なり基礎に鉄筋が入っていないことや、アンカー設置時と思われる欠損も見られました。
こうした状態を踏まえ、この家に合った、無理のない耐震計画を整えました。
POINT2 3世代のみんなが暮らしやすい提案

シルバーカー置き場を玄関脇に
以前は、狭い玄関にシルバーカーを入れるたび、段差が負担になっていました。そこで玄関脇に、道路からゆるやかにつながるスロープと庇のある、シルバーカーの置き場を設けることをご提案しました。
室内には手すりも取り付け、雨の日も安心して出入りできる玄関になりました。

近くて安心、便利なトイレに
夜中や体調がすぐれない時、玄関脇のトイレまで行くのはとても負担でした。生活の中心であるリビング・ダイニングの近くに移すことで、移動が楽に。
階段下のデッドスペースを活かした配置で、家族みんなが使いやすくなりました。

あの寒さ暑さの原因は窓でした
目サーモカメラで室内を確認すると、熱が逃げやすいのは窓だと分かりました。そこで防音効果も高い内窓を、補助金を活用して設置。
外の音を抑え、夏は涼しく、冬は暖かい、季節を通して快適な住まいになりました。

家族5人になっても安心♪大容量ウオーク in クローゼット
玄関を入ってすぐの場所に、3世代5人分がしっかり収まる大容量のウォークインクローゼットを設けました。
子どもたちの遊び道具や、家族みんなの靴や上着もまとめて収納でき、出入りのたびに片づく、頼もしいスペースです。
担当者より
今回の住まいづくりでは、まず「耐震」についてお話ししましたが、設計で特に大切にしたのは、「三世代同居」におけるプライバシーとバリアフリーの確保でした。日々の暮らしの中で、家族みんなが安心して過ごせること、そして予算を守ることを何より重視しています。その上で、「上部構造評点1.0以上」を実現することは、設計者としての矜持だと考えました。
工事では、解体後に土台の腐朽が見つかりましたが、これまで培ってきた「先端技術で安全と安心を創造する」力を活かし、速やかに対応することができました。
ご家族が大切にしてきた住まいの雰囲気をどう残すか、収納棚の数や位置など、細かな部分まで一緒に考えられたことは、私たちにとっても貴重な経験です。今後も、引越し後の家具固定などを通じて、引き続きご家族に寄り添っていきたいと思っています。

一級建築士 冨田

新年のごあいさつ

———「安全・安心」を、仕事のまんなかに。
あけましておめでとうございます。
旧年中は、石山テクノ建設にあたたかなご縁をいただき、心より感謝申し上げます。
私たちは、建物の補修・補強を通して、皆さまの暮らしを支えてきました。
そして今、改めて大切にしているのが、
「本当に安全・安心につながる仕事は何か」という視点です。
現在、全員で防災士資格の取得とBCP(事業継続計画)の策定に取り組んでいます。それは、地域のあらゆる建造物の保守を担う会社として、災害時にも皆さまのお役に立てる存在でありたいという思いからです。
防災士の言葉に、「助けられる人」から「助ける人へ」というフレーズがあります。これは、私たちの仕事の原点でもあります。
たとえば、耐震リフォームでは、建物を地震に対して強くするだけでなく、地域の様々な災害リスクや暮らし方まで考え、家具の固定のお手伝いもしています。そして、より確かな安心をお客様にも、従業員にもお届けできるよう学び続けています。
新しい年も、石山テクノ建設は、地域の暮らしに寄り添い続けてまいります。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
石山テクノ建設株式会社 スタッフ一同
耐震・断熱改修モデル住宅
古民家「沙桜里庵」
〒621-0033
京都府亀岡市ひえ田野町佐伯垣内亦2-2
Tel 0771-56-8550
Cafe 11:00~ 16:00( L.O. 15:30 )
定休日 日・月曜日(木曜日は見学のみ可能)
無料駐車場完備 3台

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